SOCCER


☆ 卒業アルバム(44期生)「自信を持つために」

  今年は、44期生6名が、今、飛び立とうとしています。

  どんな言葉を送ろうか?
  今年も、すごく迷いました。
  (28期生)「10人のサッカー小僧」
  (29期生)「8人のキックオフ!」
  (30期生)「感動をありがとう!」
  (31期生)「それぞれの金メダルを胸に!」
  (32期生)「思い出を武器に!」
  (33期生)「気力をふりしぼり・・・」
  (34期生)「自分に厳しく・・・」
  (35期生)「『次』を目指して!」
  (36期生)「好きこそものの上手なれ!」
  (37期生)「声に出して・・・」
  (38期生)「初心忘るべからず。」
  (39期生)「継続は力なり。。。」
  (40期生)「好機逸すべからず。。。」
  (41期生)「努力のススメ。」
  (42期生)「竹馬の友」
  (43期生)「和を以て貴しとなす」

  子ども達にとっては、一度きりのジュニアサッカー卒部・・・。

  まずは、毎年、子ども達に送っている言葉を送ります。




       「人生の金メダル」 

    自分にしか、金色に見えなくても・・・

    自分には、金色に思えるメダル!



    そんな金メダルを追いかけたいです。

    そんな金メダルを追いかけてほしいです。



        (今、飛び立とうとしている君へ)




      「それぞれの金メダルを胸に!」



    どこまで 結果を出せば 金メダル?

    銀メダルでは だめかな?

    銅メダルでは だめかな?

    メダル もらえなかったら だめかな?

    そんなことを 時々 考える。



      休まずに練習に行った。

      練習していたプレーができた。

      必死で応援した。

      得点を取った。

      レギュラーになった。

      選抜選手に選ばれた。

      試合に勝った。

      大会を勝ち進んだ。

      ・・・     
   

 
      そんな思い出の ひとつひとつに 金メダルを あげたい。

      ほんの些細な事でも 金メダルを あげたい。


    
    それぞれの金メダルを胸に 自信を持って・・・

    それぞれの金メダルを胸に 夢を持って・・・  


    
   次の金メダルを 追いかけてほしい。




 さて、44期生は・・・
 1年生で4名でスタート。
 その後、辞めたり加わったりして、
 最終は6名。
 僕が指導者になって24年目。代表になって11年目。
 一番少ない人数ですが・・・
 とうとう、卒部になりました。
 まずは、44期生の6年間の思い出の写真。
 僕のHPから拾い上げてみました。

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 



 『44期生のみんなへ』

 僕の君達への思い出は・・・、
 とにかく、すごく成長した!という印象です。
 人数が少なくて、これまでのどの期別よりも大会参加が少なかったのですが
 練習には積極的に参加してくれていました。
 特に、6年生で6名になってからは、
 6名で仲良く、最高学年としてのリーダーシップを発揮して
 伝統になっている後輩の面倒見という点でも素晴らしかったです。

 成績は?人数が少なかったこともあり、あまり良い成績は残せなかったですが、
 チームとしての成長も素晴らしく、
 ここに来て内容のいい試合を見せてくれましたね。

 君達も、「勝つこと以上に大切なもの」
 個人としての成長。他人を思いやる心。みんなで頑張ること。
 リスペクトの精神・・・。
 その他にも、一杯、一杯学んで、身に着けてくれたと思ってます。

 毎年、感じてますが、
 とにかく、あっと言う間の6年間。
 もう卒部なんだ。と、写真整理していて感じました。


 『自信を持つために』

 今年は、この言葉を、44期生卒部生全員に送ります。

 『自信』とは、自分自身を信じるための能力、あるいは信念。
 『自信』を持つことが、目標を達成する一番の近道だとも思います。

 「僕は自信ないから、絶対に無理!」と思っていたら、どんなことも上手くいかない。
 時には、あまり自信がないことでも、「僕は自信がある!」と思い込んで挑戦すれば、成功への近道になる。
 『自信』こそが、次につながる一番の武器になると僕は本気で思っています。

 そんな風に考えると、『自信』を持つためにはどうすればいいのか?

 何年か前の卒部生に送った言葉「努力のススメ」を思い出しました。

  努力して結果が出ると、自信になる。
  努力せず結果が出ると、傲り(おごり)になる。
  努力せず結果も出ないと、後悔が残る。
  努力して結果が出ないとしても、経験が残る。
  努力を楽しめ!

 『自信』を持つためには、近道はなくて、
 やっぱり、努力とか経験とかが必要なんですよね。
 やっぱり、傲り(おごり)とか後悔では、自信にはつながらないんですよね。
 他にも、コツコツと続けること。継続することが『自信』につながるのだとも思います。

 君達は、このジュニアサッカーの経験の中で、
 早く走れるようになった。
 永く走り回ることができるようになった。
 遠くにボールを蹴れるようになった。
 強くボールを蹴れるようになった。
 飛んできたボールをしっかりと止めることができるようになった。
 フィールドで回りを見て判断ができるようになった。
 他にも小さなことでも書いていけば数限りなく多くの経験をして多くの成長をしています。
 この経験こそを自信につなげてほしいです。
 できないことを探すよりも、できることを探してください。
 それを『自信』につなげてください。

 競り合いの試合で必死にがんばって勝ちにつなげた。
 ぼろ負けの試合でも最後まで必死にがんばって戦った。
 夏の暑い日も、練習した。
 冬の寒い日も、練習した。
 雨の中でも、必死にボールを追い掛けた。
 できなかったことを思い出すのではなく、
 できたこと、やってきたことを思い出して、
 それを『自信』につなげてください。

 そして、これからも、
 その『自信』を増やすために、
 また努力して・・・経験して・・・
 その繰り返しで身に付けた『自信』を、
 これからの君達の人生に生かしてください。 

 『自信を持って!』と他人はアドバイスします。
 でも、『自信』を持つか持たないかは自分自身の気持ちの問題です。
 そのためにも、できることを思い出して・・・
 できないことは、できるように努力する。
 結局は、そんな繰り返ししかないと思います。

 頑張ってください。
 もちろん、疲れた時は休めばいい。
 休んだあとに、また進めばいい。
 ひとつでも多くの自信を手に入れるために。。。

 これからの人生、何かにつまづいた時、
 この経験を思い出してください。
 その仲間を思い出してください。
 まわりの人達に支えてもらいながら、
 小学生時代にサッカーをしていたことを思い出してください。


  そして、また、このグランドに来て、僕にも話を聞かせてください。


                平成31年3月

Matsui-xx
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