SOCCER


☆ 卒業アルバム(45期生)「七転び八起き」

  今年は、45期生10名が、今、飛び立とうとしています。

  どんな言葉を送ろうか?
  今年も、すごく迷いました。
  (28期生)「10人のサッカー小僧」
  (29期生)「8人のキックオフ!」
  (30期生)「感動をありがとう!」
  (31期生)「それぞれの金メダルを胸に!」
  (32期生)「思い出を武器に!」
  (33期生)「気力をふりしぼり・・・」
  (34期生)「自分に厳しく・・・」
  (35期生)「『次』を目指して!」
  (36期生)「好きこそものの上手なれ!」
  (37期生)「声に出して・・・」
  (38期生)「初心忘るべからず。」
  (39期生)「継続は力なり。。。」
  (40期生)「好機逸すべからず。。。」
  (41期生)「努力のススメ。」
  (42期生)「竹馬の友」
  (43期生)「和を以て貴しとなす」
  (44期生)「自信を持つために」

  子ども達にとっては、一度きりのジュニアサッカー卒部・・・。

  まずは、毎年、子ども達に送っている言葉を送ります。




       「人生の金メダル」 

    自分にしか、金色に見えなくても・・・

    自分には、金色に思えるメダル!



    そんな金メダルを追いかけたいです。

    そんな金メダルを追いかけてほしいです。



        (今、飛び立とうとしている君へ)




      「それぞれの金メダルを胸に!」



    どこまで 結果を出せば 金メダル?

    銀メダルでは だめかな?

    銅メダルでは だめかな?

    メダル もらえなかったら だめかな?

    そんなことを 時々 考える。



      休まずに練習に行った。

      練習していたプレーができた。

      必死で応援した。

      得点を取った。

      レギュラーになった。

      選抜選手に選ばれた。

      試合に勝った。

      大会を勝ち進んだ。

      ・・・     
   

 
      そんな思い出の ひとつひとつに 金メダルを あげたい。

      ほんの些細な事でも 金メダルを あげたい。


    
    それぞれの金メダルを胸に 自信を持って・・・

    それぞれの金メダルを胸に 夢を持って・・・  


    
   次の金メダルを 追いかけてほしい。




 さて、45期生は・・・
 1年生で7名でスタート。
 その後、辞めたり加わったりして、
 最終は女子1名を含む10名。
 僕が指導者になって25年目。代表になって12年目。
 とうとう、卒部になりました。
 まずは、44期生の6年間の思い出の写真。
 僕のHPから拾い上げてみました。

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 



 『45期生のみんなへ』

 僕の君達への思い出は・・・、
 サッカーを楽しんでいる。楽しんで練習をしていた。というのが一番印象に残っています。
 これまでの卒部生と比べると、練習を休む子が多かった。
 途中でクラブを辞める子も多かったというのも。少し寂しい特徴になってしまいましたが、
 最後まで続けてくれた子供達の、練習の時の後輩への指導は、
 全員が本当に素晴らしく、
 一人一人が本当に優しいお兄ちゃん、お姉ちゃんに成長してくれました。

 成績は?
 みんなで頑張るいい試合ができるようになったのは間違いないのですが、
 結局、「得点力不足」が最後まで解消できずに、結果を残すことができなかった。
 というのも、紛れもない事実になってしまいました。
 この点は、僕自身の指導者としての責任も感じています。

 でも、君達も、これまでの卒部生同様に「勝つこと以上に大切なもの」
 個人としての成長。他人を思いやる心。みんなで頑張ること。
 リスペクトの精神・・・。
 その他にも、一杯、一杯学んで、身に着けてくれたことは明らかで、
 その点では、胸を張って次に進んでほしいです。

 毎年、感じてますが、
 とにかく、あっと言う間の6年間。
 もう卒部なんだ。と、写真整理をしていて感じました。


 『七転び八起き』

 今年は、この言葉を、45期生卒部生全員に送ります。

 ありきたりの言葉なんですが・・・
 「何回失敗しても、諦めずに立ち上がって奮闘すること」
 「何回失敗しても、それに負けず、また勇気を奮い起こすこと」

 なんといっても、卒部直前のコロナウィルスの流行!
 これまでに経験したことのないすごい出来事が、今、まさに起こっています。
 そんな時だからこそ、この言葉を送りたい。と思いました。
 どんなことが起こっても、あきらめずに希望を捨てずに生きてほしい。と思いました。

 6年生になって、大会参加が増え、トロフィーも何本か取って、
 「よし!最後にひとつでも多くの良い思い出を!」と、僕自身も願っていたのですが・・・
 大会中止。活動休止。ということになり、本当に残念な思いです。

 試合に勝てない。得点を取れない。失点を重ねてしまう。
 そんな経験も多くしましたよね。
 でも、そんな時でも、「あきらめたら そこで終わり。」
 あきらめない!次を目指す!
 次は、勝てるように!
 次は、得点できるように!
 次は、失点を少なくするように!
 それしかないんですよね。
 だから、また練習する。
 みんなで勝ったことを喜ぶ。
 みんなで得点したことを喜ぶ。
 みんなで失点しなかったことを喜ぶ。
 そして、また練習する。
 そして、また次を目指す。
 そんな経験を多くしたことを忘れないでください。
 そんな経験を繰り返したことを忘れないでください。

 何回でも、何回でも、あきらめずに・・・
 その繰り返しが君達を間違いなく成長させると思います。
 その繰り返しを経験したことを『自信』に変えて・・・

 今年も、昨年と同じ言葉「努力のススメ」を書き残します。

  努力して結果が出ると、自信になる。
  努力せず結果が出ると、傲り(おごり)になる。
  努力せず結果も出ないと、後悔が残る。
  努力して結果が出ないとしても、経験が残る。
  努力を楽しめ!

 『自信』を持つためには、近道はなくて、
 やっぱり、努力とか経験とかが必要なんですよね。
 やっぱり、傲り(おごり)とか後悔では、自信にはつながらないんですよね。
 他にも、コツコツと続けること。継続することが『自信』につながるのだとも思います。

 君達は、このジュニアサッカーの経験の中で、
 早く走れるようになった。
 永く走り回ることができるようになった。
 遠くにボールを蹴れるようになった。
 強くボールを蹴れるようになった。
 飛んできたボールをしっかりと止めることができるようになった。
 フィールドで回りを見て判断ができるようになった。
 他にも小さなことでも書いていけば数限りなく多くの経験をして多くの成長をしています。
 この経験こそを自信につなげてほしいです。
 できないことを探すよりも、できることを探してください。
 それを『自信』につなげてください。

 競り合いの試合で必死にがんばって勝ちにつなげた。
 ぼろ負けの試合でも最後まで必死にがんばって戦った。
 夏の暑い日も、練習した。
 冬の寒い日も、練習した。
 雨の中でも、必死にボールを追い掛けた。
 できなかったことを思い出すのではなく、
 できたこと、やってきたことを思い出して、
 それを『自信』につなげてください。

 そして、これからも、
 その『自信』を増やすために、
 また努力して・・・経験して・・・
 その繰り返しで身に付けた『自信』を、
 これからの君達の人生に生かしてください。 

 『自信を持って!』と他人はアドバイスします。
 でも、『自信』を持つか持たないかは自分自身の気持ちの問題です。
 そのためにも、できることを思い出して・・・
 できないことは、できるように努力する。
 結局は、そんな繰り返ししかないと思います。

 頑張ってください。
 もちろん、疲れた時は休めばいい。
 休んだあとに、また進めばいい。
 ひとつでも多くの自信を手に入れるために。。。

 これからの人生、何かにつまづいた時、
 この経験を思い出してください。
 その仲間を思い出してください。
 まわりの人達に支えてもらいながら、
 小学生時代にサッカーをしていたことを思い出してください。


  そして、また、このグランドに来て、僕にも話を聞かせてください。


                2020年3月

Matsui-xx
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