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☆ 卒業アルバム(46期生)「前向きに」

  今年は、46期生8名が、今、飛び立とうとしています。

  どんな言葉を送ろうか?
  今年も、すごく迷いました。
  (28期生)「10人のサッカー小僧」
  (29期生)「8人のキックオフ!」
  (30期生)「感動をありがとう!」
  (31期生)「それぞれの金メダルを胸に!」
  (32期生)「思い出を武器に!」
  (33期生)「気力をふりしぼり・・・」
  (34期生)「自分に厳しく・・・」
  (35期生)「『次』を目指して!」
  (36期生)「好きこそものの上手なれ!」
  (37期生)「声に出して・・・」
  (38期生)「初心忘るべからず。」
  (39期生)「継続は力なり。。。」
  (40期生)「好機逸すべからず。。。」
  (41期生)「努力のススメ。」
  (42期生)「竹馬の友」
  (43期生)「和を以て貴しとなす」
  (44期生)「自信を持つために」
  (45期生)「七転び八起き」

  子ども達にとっては、一度きりのジュニアサッカー卒部・・・。

  まずは、毎年、子ども達に送っている言葉を送ります。




       「人生の金メダル」 

    自分にしか、金色に見えなくても・・・

    自分には、金色に思えるメダル!



    そんな金メダルを追いかけたいです。

    そんな金メダルを追いかけてほしいです。



        (今、飛び立とうとしている君へ)




      「それぞれの金メダルを胸に!」



    どこまで 結果を出せば 金メダル?

    銀メダルでは だめかな?

    銅メダルでは だめかな?

    メダル もらえなかったら だめかな?

    そんなことを 時々 考える。



      休まずに練習に行った。

      練習していたプレーができた。

      必死で応援した。

      得点を取った。

      レギュラーになった。

      選抜選手に選ばれた。

      試合に勝った。

      大会を勝ち進んだ。

      ・・・     
   

 
      そんな思い出の ひとつひとつに 金メダルを あげたい。

      ほんの些細な事でも 金メダルを あげたい。


    
    それぞれの金メダルを胸に 自信を持って・・・

    それぞれの金メダルを胸に 夢を持って・・・  


    
   次の金メダルを 追いかけてほしい。




 さて、46期生は・・・
 1年生で9名でスタート。
 その後、辞めたり加わったりして、
 最終は8名。
 僕が指導者になって26年目。代表になって13年目。
 とうとう、卒部になりました。
 まずは、46期生の6年間の思い出の写真。
 僕のHPから拾い上げてみました。

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 
     

 



 『46期生のみんなへ』

 僕の君達への思い出は・・・、
 以前は、純粋にサッカーを楽しんでいた。楽しんで練習をしていた。
 でも、コロナに巻き込まれて、限られた練習、大会も激減してしまい
 純粋にサッカーを楽しむということも少し難しかったと僕自身も思っています。
 でも、そんな中でも、とにかく真面目に練習や試合に取り組んでくれた印象です。

 成績は?
 残念ながら、減った大会の中で結果を残すことはできなかった。
 「もっとみんなでコミュニケーションが取れるようになってほしかった。」
 「もっとみんなで勝つことにこだわってほしかった。」
 そんな今さら?ということを考えてしまうのが僕の本音の部分です。
 もちろん、僕自身の指導者としての責任を今年も感じています。

 でも、君達も、これまでの卒部生同様に「勝つこと以上に大切なもの」
 個人としての成長。他人を思いやる心。みんなで頑張ること。
 リスペクトの精神・・・。
 その他にも、一杯、一杯学んで、身に着けてくれたことは明らかで、
 しかも、コロナに負けずに頑張れたということも間違いないです。
 その点では、胸を張って次に進んでほしいです。

 毎年、感じてますが、
 とにかく、あっと言う間の6年間。
 特に、この1年は「早すぎ!」と、写真整理をしていて感じました。


 『前向きに』

 今年は、この言葉を、46期生卒部生全員に送りたくて、
 じっくりと時間をかけて考えてみました。

 僕のポリシーは「意地でも前向き!」
 言うのは簡単ですが、  どうすれば前向きに行動できるのか?
 どうすれば前向きな判断ができるのか?
 書いてみると、とっても難しくなってしまって、
 読み返してみても、今の君たちには難しすぎる内容になってしまいました。

 それでも、書き残しておきます。
 これからの人生、
 何かにつまづいたとき。何か迷うことがあったとき。
 何が前向きなのかを自分自身で判断ができるように。。。
 コーチが「前向きに」ということを書いていた。
 と、思い出して読み返してもらいたくて、此処に残しておきます。

 最後の1年は、コロナ禍での生活になった君達。
 もちろん、感染防止のためには人との接触を減らさないといけなかった。
 マスクを常にして、大きな声も制限された。
 いつまでこれを続けるの?
 明かりが見えない中でも、やっぱり君達には前に進んでほしい。
 そんな中で何ができるか?何を伝えられるか?
 僕自身も「前向きに」ということにこだわって判断しました。
 大げさに言うともっと新しい生活様式。
 もっと新しい生き方が必要になるかもわかりません。
 そんなこれからも「前向きに!」こだわって、生きてほしいです。

 頑張ってください。
 もちろん、疲れた時は休めばいい。
 休んだあとに、また進めばいい。

 これからの人生、何かにつまづいた時、
 ジュニアサッカーでの経験を思い出してください。
 その仲間を思い出してください。
 まわりの人達に支えてもらいながら、
 小学生時代にサッカーをしていたことを思い出してください。


  そして、また、このグランドに来て、僕にも話を聞かせてください。


                2021年3月



 「前向きに」

《まずは、前向きになるための3つの言葉》
 「ありがとう」感謝の言葉は、人も自分も幸せにする最強の言葉
 「ごめんなさい(すみません)」素直で謙虚な気持ちになれる言葉
 「はい」明るい返事は、自分を素直な心にして人を幸せにできる一番短い言葉


《不運や不幸からの脱出するために行動をする》
 不運な出来事があると
 「どうして自分だけこんな思いをしなきゃいけないんだ」という風に考えてしまう。
 でも、それを繰り返していると、
 負のスパイラルからどんどん抜け出せなくなってしまう。
 『後ろ向きな考え方が、後ろ向きな出来事を引き寄せる』と考えて、
 逆に、失敗しても前向きに「次は頑張ろう!」と意識して行動を続ける。

 何かを始める前から、先の心配をしたり失敗を恐れて動けないということもある。
 でも、動かないということは成功もしない!
 新しいことに挑戦するとき、怖さを感じるのはあたりまえ。
 でも、実は、動いてみることより動かずに立ち止まることの方が、
 どんどん不安になってしまうということもある。

 失敗するかもしれないというリスクは常にあるもの。
 でも、すべては考え方。
 失敗も大切な経験。無駄なことなんてないと考える。
 失敗も今後に活かせばいい。
 早く行動して早く失敗することの方が効率的だと考える。

 起こるかどうかもわからない先の心配を多く考えると不安は大きくなる。
 可能な限り、明るい未来を想像して夢や目標を持って前に進む。
 夢や目標を持つことは大切。
 夢や目標に向かって楽しく生きる。
 自分の人生を楽しくしてくれる何かがあれば、
 必ず前向きに乗り越えることができる。
 自分の人生を充実させることができるのは自分だけ。
 前を向いて生きても後ろ向きに生きても同じ時間であるなら、
 前を向いて生きる。

《人は誰も同じではない。他人と比較することを可能な限り減らす》
 辛い現実にくじけそうになると、自分自身が嫌になることはもちろんある。
 それでも自分の人生を誰かと変わってもらうことはできない。
 自分自身を肯定して、前を向いて生きる。
 他人と比べてしまうのは、自分を否定してしまっている。
 いつも周りの目を気にしてしまっている。
 誰でも少なからず他人と比較してしまうのは仕方ない。
 そのせいで劣等感を感じてしまうなら、今すぐやめたほうがいい。
 他人と比べてねたんでいるよりも、
 「自分の人生の主役は自分だ!」ということを常に意識して自分を認めてあげる。
 何かに失敗した時、自分を責めずに自分を許してあげることも大切。

 人は、それぞれのルートをそれぞれのペースで進んでいく。
 最短距離を一直線に進んでいく人。
 くねくねと回り道をしながら進んでいく人。
 走っていく人もいれば、ゆっくり歩いていく人もいる。
 どれが正しいということも、どれが間違っているというわけでもない。
 前を進んでいる人が偉いわけでも、後ろにいる人が劣っているわけでもない。


《自分自身との対話を増やす》
 自分のことはよくわかっているようで、実はわかっていない。
 自分の本当の望みや不安、取り除きたいものがわからなければ、
 前向きな考え方をすることは難しい。
 無理矢理に前向きに考えても、またどこかでつまづく。
 自分の心の声を聞いてあげて、何に悩んでいるのかを明確にする。
 明確になれば、どうすれば自分が満たされるのかがわかって、
 自然と前向きな考えになれる。


《周囲の友達も前向きになるように》
 前向きな人が多く集まれば、自然と自分も前向きになれるもの。
 みんなで環境を変えることが、自分を変える一番の近道。

《時間は常に流れるもの》
 思い通りにいかなかったからといって、時間を巻き戻すことはできない。
 「あの時違う道を選んでいれば」
 「どうしてこっちを選んでしまったのか」と、
 現実から目を逸らし、過去に逃げていても何も変わらない。
 前を向いて、しっかりと今を生きる。


《生きていれば良い時もあれば悪い時もある》
 自分が前に進めているのか不安になる時もある。
 たとえ後退していても、前を向いて今を生きる。
 一時の後退は、次に大きく前進するための準備。
 助走をつけた分だけ、大きな一歩を踏み出せる。


《どんなことでもとらえかた次第でプラスにもマイナスにもなる》
 物事のマイナス面ばかりに気をとられて、
 悪い方ばかり考えていても仕方ない。
 受け取り方で目の前の景色は変わる。
 見る角度を変えれば、さっきまでとは全く違うものが見えることもある。
 悪い面ばかりを見ていると、無意識に悪いところを探すようなる。

 他人だけでなく自分に対しても同じ。
 後ろ向きな思考が当たり前になってしまう。
 プラスの面や良いところ、楽しいところを探してみる。
 後ろ向きなことばかり考えるよりも、
 前向きに考える方が楽しく生きられる。

 僕自身も、58歳の今
 「もう58歳だからできない」と思うより、
 「まだ58歳だからできる!」と思うように心掛けたいです。


最後に、前向きな四字熟語を並べておきます。

【百折不撓(ひゃくせつふとう)】
  何度失敗して挫折ざせつ感を味わっても、くじけずに立ち上がること。
  どんな困難にも臆せず、初めの意志を貫くこと。

【勇猛果敢(ゆうもうかかん)】
  勇ましくて勢いがあり、決断力に富んでいること。
  恐れずに思いきって実行すること。

【勇往邁進(ゆうおうまいしん)】
  恐れることなく、自分の目的・目標に向かって、ひたすら前進すること。
  「勇往」は勇んで行くこと。「邁進」は勇敢に突き進んで行くこと。
  元気よく前進すること。

【跛鼈千里(はべつ(も)せんり)】
  努力を続ければ、能力が劣っていても成功するということのたとえ。
  「鼈」はすっぽんのこと。
  足の悪いすっぽんでも、歩き続ければ千里の距離を移動することもできる。


Matsui-xx
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